2025/01/18 13:55

こんにちは、Maki Miyagawaです。


今日は、絵以外の、もうひとつの創作活動について。

実は、わたしには、絵以外にも長く続けている創作活動があります。
それは「手製本」。
2013年~やっているので、もう10年以上になります。
絵を今のようなペースで描くようになったのは、2019年~ですから、創作活動歴としては手製本の方が長いのです。
個人で制作するほか、カルチャースクールで手製本クラスを受け持っています。

紙や素材を選び、最適な糸で綴じて、読みやすく美しい本を目指して作るのですが、
イメージ通りに仕上げるには、ものすごくたくさんの工程が必要な場合もあります。
時には紙を染めたり、箔押しをしたり、シルクスクリーンをしたりもします。
紙を知るために、手漉き和紙を作る体験に行ったことも何度かあります。
おかげで、色々な創作手法を試して、失敗もして、引き出しは増えたのかなと思いますし、
それが絵を描く時にも、少なからず役立っているかもしれません。

こどもの頃から、絵を描いたり手仕事は好きで、いろいろなものづくりを経験してきました。
あちこち寄り道したり、たくさん回り道をして、辿り着いたのがこの2つの創作活動です。
以前は、手製本は別アカウントで発信していたのですが、絵を描くようになってから、
同じ「わたし」のアートワークとして、ひとつにまとめたいなとずっと考えていました。
そこで、今年からは手製本も fairyonart として、こちらで発信することにしました。
BASEshopでも、手製本関連のご紹介もしていきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。

2/7-2/9 東京・御徒町(2k540 AKI-OKA ARTISAN /rowショップ内)のイベントでは、
手製本のワークショップも企画しようかなと思っています
近日中に詳細アップしますので、是非ご覧くださいませ。
皆さまご存知の『千夜一夜物語』
50年以上前の古本を革装で仕立て直ししたものです。(元はボロボロでした!)
見返し用紙(内側の紙/写真右)には、自分で染めた紙を使っています。
めちゃくちゃ細かいですが、花布(本の肩の部分です)は、細い絹糸を編んでいます。
手をかけようと思えばどこまででもかけられるのですが、日常的にはもっとずっとライトなものを作ります。

Maki Miyagawa